★ ブレイク・マンデー(^^♪ ★ 哲学者ベーコンの言葉

哲学者ベーコンの言葉,

訳者の言葉 その6-5

また、「自分を操る糸は自分で引く」生活の態度を身に付けた人に付いて述べています。他人の為に、組織体の為に自分から進んで自分を動かす様になるのだそうです(渡部昇一氏)。「自分自身を愛した事のある人こそが他人もよく愛することができる」と、フランシス・ベーコンの言葉を用いて説明しています。

♢「巻頭」で、"自分の時代(ウェイン・W・ダイアー氏著, 渡部昇一氏訳)"の書評を掲載中です。♢

☆★☆━━━━━━━第148回<<

『ブレイク・マンデー(^^♪』

※ 週の始まりを明るく向かえましょう。※

今週も清々しい気持ちと共に、

「目覚めの一曲」を

ご紹介いたします。

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『季節外れの桜』

唐突ですが、「笑う」や「面白い」の語源はご存知ですか?

英語を学校で学んだ折、「語源」と言う言葉の存在をで初めて知りました。にも拘らず、國語では意外と意識しないものなのかも知れませんネ。是非、調べてみて下さい。きっと、ワクワクすると思います。

実は、日本を象徴する「桜」の由来も超面白い! ウィキペディアによると、古事記に登場する木花之佐久夜毘売(このはなさくやひめ)が語源なのだそうですョ(*^^)v

さて、今週の『ブレイクマンデー(^^♪』は「さくらさくら」です。ジャズ界の重鎮・原信夫氏と、人間国宝として有名な尺八奏者・山本邦山氏他の演奏です。

Mr. Nobuo Hara meets Mr. Hozan Yamamoto

Sakura Sakura

https://youtu.be/j_XwFGElW6E

☆★☆━━━━━━━第138回<<

「歴史書古事記全訳」武光誠(たけみつまこと)氏著

「上巻 大国主神の国作り」を読みました。

『週に一度、行きつけの喫茶店で

古事記の読書と内容をまとめています。』

※ 毎週月曜日早朝更新予定です ※

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『稲羽の素兎』

⑳傷口に塩を塗る《その6》

《あらすじ》

菟(うさぎ)さんが大国主命のお兄様方(八十神)にアドバイス通りにしたら、大変な事が起きてしまいました。引き続き、自分なりに気が付いた興味深いテーマを紐解いてみました。新しい「概念」との出会いに嬉しさを覚えました。

『故(かれ)、其(そ)の兎(うさぎ)、八十神(やそがみ)の教(をし)ふる従(まゝ)にして伏(ふ)しき。』

『爾(こゝ)に、其の潮(しほ)の乾くまにまに、其の身の皮(かは)、悉(ことごと)くに、風に吹き拆(さか)えし故(から)に、痛みて泣き伏せれば... 』

(現代語訳はこちらから▶ https://shiwaku01.amebaownd.com/posts/6314616 )

間もなく、大穴牟遲の神が菟を助ける件(くたり)が登場します。実は、菟は求婚相手と親しい間柄でした。八十神は大きな間違いを犯してしまいました(+o+) まるでロバート・チャルディーニの本を読んでいるみたいで面白いですネ。

今回は「稀人」と呼ばれる概念を知るに至りました。一つの事に疑問を抱いて紐解いて行くと、新しい発見があるものです。大穴牟遲の神は菟の事を「稀人」だと思ったのでしょうか?

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「古事記」にまつわるお話。

 ~好奇心の物実~

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『雪混じりの砂』

⑱知的な訓釈《その9》

『御垣守 衛士の焚く火の 夜は燃え

昼は消えつつ ものをこそ思へ』

大中臣能宣氏

(小倉百人一首 第四十九番)

田辺聖子氏による訓釈:

宮中の御門(ごもん)を守る兵士たちが、警備のかがり火を、夜な夜なたく。あの火のように私の思いは夜になると燃えさかり、昼は火が消えるように心も消え入ってうつろとなる。

(※出典:「田辺聖子の小倉百人一首」, pp.112)

心意気が素敵じゃないですか!? 物語が伝えようとする気概や考え方が感動を呼ぶと思うのです。ちょっぴり乱暴な表現をするならば、例えそれがフィクションであっても構わなくなってしまう。その様な気持ちを呼び起こしてしまうのかも知れません。もし、お相手がそんな女性だったら、命懸けで添い遂げたいと思いませんか?

勿論、皇女と衛士は夫婦となり、仲睦まじく暮らしたそうです。後に、二人が暮らした住まいがあった場所は竹芝寺として生まれ変わりました。衛士は皇女が他界した後も連れ添ったのです。男気を感じすにはいられませんよネ(*^^)v

修理固成

『古事記の書評コラム』を素敵なBGMと共にお届け致します。日本の素晴らしさを再発見! ウェブマガジン『ブレイク・マンデー(^^♪』として、毎週月曜日早朝に更新致します。