正言若反
訳者の言葉 その6-4
「正言若反(せいげんじゃくはん, 正言は反するが若し)」は春秋時代(紀元前6世紀)に活躍したと推定される老子が残した言葉です。即ち、「真理は逆説の中にある」のだそうだ。つまり、訳者・渡部昇一氏によると、「プライバシーの確立した人」は「プライバシーの禁域に入り込める人」なのだそうだ。
♢「巻頭」で、"自分の時代(ウェイン・W・ダイアー氏著, 渡部昇一氏訳)"の書評を掲載中です。♢
☆★☆━━━━━━━第147回<<
『ブレイク・マンデー(^^♪』
※ 週の始まりを明るく向かえましょう。※
今週も清々しい気持ちと共に、
「目覚めの一曲」を
ご紹介いたします。
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今週の『ブレイクマンデー(^^♪』は久石譲(ひさいしじょう)氏の手懸けた曲からです。音楽活動でのお名前はジャズの大家から捩ったそうです(+o+) 4歳の頃から、スズキ・メソードで有名な鈴木慎一氏が運営するヴァイオリン教室で音楽を学び始めます。
おまけですが、鈴木慎一氏の著書「愛に生きる」に興味を抱きました。何でも、子供の才能の開花について語られているのだそうです。
久石譲氏
Cinema Nostalgia
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https://youtu.be/AKrAH7Y1Qww
《参照》
スズキ・メソード, http://www.suzukimethod.or.jp/about/
☆★☆━━━━━━━第137回<<
「歴史書古事記全訳」武光誠(たけみつまこと)氏著
「上巻 大国主神の国作り」を読みました。
『週に一度、行きつけの喫茶店で
古事記の読書と内容をまとめています。』
※ 毎週月曜日早朝更新予定です ※
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『稲羽の素兎』
⑲傷口に塩を塗る《その5》
《あらすじ》
菟(うさぎ)さんが大国主命のお兄様方(八十神)にアドバイス通りにしたら、大変な事が起きてしまいました。引き続き、自分なりに気が付いた興味深いテーマを紐解いてみます。
『故(かれ)、其(そ)の兎(うさぎ)、八十神(やそがみ)の教(をし)ふる従(まゝ)にして伏(ふ)しき。』
『爾(こゝ)に、其の潮(しほ)の乾くまにまに、其の身の皮(かは)、悉(ことごと)くに、風に吹き拆(さか)えし故(から)に、痛みて泣き伏せれば... 』
(現代語訳はこちらから▶ https://shiwaku01.amebaownd.com/posts/6314616 )
ところで、折口信夫氏が提唱する概念の一つで「稀人(まれびと)」と称される言葉があるそうです。「常世」と呼ばれる世界が存在し、人々を悪霊から護ってくれる祖先が霊(祖霊)となって住むと信じられてきたそうです。つまり、定期的に「常世」から祖霊がやって来て、子孫を祝福すると言い伝えられてきたのだそうです(wiki., http://u0u0.net/DNJw )。
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「古事記」にまつわるお話。
~好奇心の物実~
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『雪混じりの砂』
⑰知的な訓釈《その8》
『御垣守 衛士の焚く火の 夜は燃え
昼は消えつつ ものをこそ思へ』
大中臣能宣氏
(小倉百人一首 第四十九番)
田辺聖子氏による訓釈:
宮中の御門(ごもん)を守る兵士たちが、警備のかがり火を、夜な夜なたく。あの火のように私の思いは夜になると燃えさかり、昼は火が消えるように心も消え入ってうつろとなる。
(※出典:「田辺聖子の小倉百人一首」, pp.112)
実は、衛士の独り言には理由があった様なのです。「竹芝伝説」に纏わる面白いブログ( http://u0u1.net/XgOM )を見つけました。任期が終わったにも拘らず、帰郷が叶わなかったので落胆してしまったのです。
抑々、自分の利益の為に衛士になったのではないのです。志を持って、はるばる都にやって来た男性が落胆しているのです。慈しまれて育てられた皇女が心を動かさない理由は何処にも存在しないはずです。
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