★ ブレイク・マンデー(^^♪ ★転石苔を生ぜず

転石苔を生ぜず

青春時代、その言葉の意味が良く理解できなかった(^^; 良い意味にも悪い意味にも捉える事ができるからだ。

"A rolling stone gathers no moss." でも、最近は違う見方をしている。答えはとても単純だった。そう、横軸と縦軸の違いだ。

「環境ばかり変えている人は地位や財産も手に入らない」のは、同じ環境で転がっているだけたからだ。いずれ、自らシュリンクする運命にある事は簡単に想像できるだろう。

縦軸にグリップするには、専門性等"其処"で役に立つ何かしらの根拠が必要だ。「超元気に活躍する人は時代の変化の波に乗り遅れない」のは、其処にいる人達が世の中の変化を生み出しているからだ。

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「巻頭」で、"自分の時代(ウェイン・W・ダイアー氏著, 渡部昇一氏訳)"の書評を掲載中です。

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2.自己発揮の場はどこにでもある

自分の生き方に圧力をかける六つの要因

Ⅰ 自分という素材をどうみがくか その7-7

☆★☆━━━━━━━第170回<<

『ブレイク・マンデー(^^♪』

※ 週の始まりを明るく向かえましょう。※

今週も清々しい気持ちと共に、

「目覚めの一曲」を

ご紹介いたします。

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『複雑すぎる光源氏の叶わぬ恋』

最近、とても興味を抱いている書物があるのです(p_-) 源氏物語です。光源氏が主人公で、叶わぬ恋をしてしまうそうなのです。

恐らく、彼の切ない恋愛体験が様々な女性を求める強い動機付けになったのではないでしょうか? キット、満たされる事を覚えずに、永久に迷路で彷徨い続けるのです。

周りからは羨望の眼差しを向けられる事でしょう。でも、彼の心にはポッカリと大きな穴があるのです。

その切ない喪失感はどの様に解決できるのでしょうか? 自分以外の輝いている人や置かれた環境の為に役立つ事。もしかしたら、其処に糸口があるやも知れません(p_-)

さて、今週の『ブレイクマンデー(^^♪』はドラマ「透明人間」の主題歌(1996年)から、「愛の言霊 ~Spiritual Message〜」です。

皆さん、透明人間になれる薬って欲しいですか? ドラマでは巨大財閥の邪な計画「ピグマリオン」で、人々を或る意味※隷化するストーリーなのだそうです(+_+)

ギリシャ神話に登場するキプロス島の王・ピグマリオン。リアルな女性に愛想が尽きてしまったそうです。彫られたガラテアに恋い焦がれてしまう。

やがて、物体に恋したピグマリオンは衰弱してしまいます。その彫刻に、「愛・美・性」を司るアプロディーテーが息吹を与え、ピグマリオンが救われます。

現代は個人主義が浸透した社会です。ピグマリオン・シンドロームな殿方の救われる道とは如何に(p_-) 何時か、映像ソフトがあるそうなので視聴してみたいですネ(*^^)v

サザンオールスターズ

愛の言霊 ~Spiritual Message~

https://youtu.be/gxfr2BbbkdY

歌詞,

http://www.utamap.com/showkasi.php?surl=57852

☆★☆━━━━━━━第160回<<

「歴史書古事記全訳」武光誠(たけみつまこと)氏著

「上巻 大国主神の国作り」を読みました。

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『週に一度程、行きつけの喫茶店で古事記の読書と内容をまとめています。』

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※ 毎週月曜日早朝更新予定です ※

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㊷白兎はトリックスター《その7》

《あらすじ》

超有名な、大国主命(大穴牟遲の神)が菟に処方を伝える場面です。暫く、日本人が自然に持ち合わせた生き方である「和」について抉(えぐ)ってきました。久しぶりに、原文の紐解きに戻ります(*^^)v

(先週の復習はこちらから▶ https://shiwaku01.amebaownd.com/posts/7606410 )

『こゝに大穴牟遲の神(おほなむぢのかみ)、其の菟に敎へたまはく、「今急ぐ此の水門(みなと)に往(ゆ)きて、水以(みづも)て汝(な)が身を洗ひて、即ちその水門の蒲(かま)の黄(はな)を取りて敷(し)き散らして、其の上に輾轉(こいまろ)びてば、汝が身本(みもと)の膚(はだ)の如(ごと)、必ず癒えなんもぞ。」と敎へ給(たま)ひき。』

これによって大穴牟遲の神がその兎にお敎へになるには、「さあ、すぐにこの川口(河口の意)に行って、淡水でお前のからだを洗ひ、その川口の蒲の花を取って下に敷き、その上に臥しころがつたならば、お前のからだは、はじめの膚(はだ)のやうに、きつとよくなるに違ひない。」とお敎へになつた。

久しぶりの紐解きでしたが、如何でしたか(*^^)v 植松安氏&大塚竜夫氏が著わした「古事記全釈(pp.95-96)」から、原文と現代語訳を参照しました。因みに、大穴牟遲の神は病を封じる医療神としても有名です。

生薬の世界では、蒲の花粉を陰干しにしたものを「蒲黄」と書いて"ほおう"と読むそうです。有名な百科事典サイトに、直接患部に用いる事で細胞組織を引き締める収斂(しゅうれん)作用により止血効果が期待できるとの記載が閲覧できます。また、脂肪油が外傷の皮膚面が覆われる事から、自然治癒力が向上する可能性が高くなるそうです。

更に、漢方では蒲灰散(ほかいさん)や蒲黄散等に蒲黄が内服用に処方されます。止血、利尿、通経、鎮痛作用が期待できます( 日本農業新聞, https://www.agrinews.co.jp/p25829.html )。

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「古事記」にまつわるお話。

 ~好奇心の物実~

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『トリックスターで「和心」に迫ってみよう!』

②本論《その2》

兎に角人間臭い。その様に、一言で端的に表現する事ができる。些か大まかさをいがめないが、私達の暮らす日本國及び、其々の大陸での文明圏における事例を挙げてみたい。

修理固成

『古事記の書評コラム』を素敵なBGMと共にお届け致します。日本の素晴らしさを再発見! ウェブマガジン『ブレイク・マンデー(^^♪』として、毎週月曜日早朝に更新致します。