人生の主役はあなた自身だ
Ⅰ 自分という素材をどうみがくか その1
犠牲者の定義に触れていた。自分の弱さが原因で、自分の力で自分の人生を支配できない人の事なのだそうだ。
♢「巻頭」で、"自分の時代(ウェイン・W・ダイアー氏著, 渡部昇一氏訳)"の書評を掲載中です。♢
☆★☆━━━━━━━第152回<<
『ブレイク・マンデー(^^♪』
※ 週の始まりを明るく向かえましょう。※
今週も清々しい気持ちと共に、
「目覚めの一曲」を
ご紹介いたします。
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『与えられた偶然』
「天安河」は「相克」を象徴します。天照大御神と須佐之男命が受け日をしたのが「天安河」でした。高天原に訪れた須佐之男命でしたが、その真意を明らかにする為に受け日をしました。
間もなく、8月15日を迎えます。その末期に、死地と分かりながら、大勢の方々が片道切符を手にしました。同時に、「相克」を抱いた瞬間でした。それは大切なこと全てを護る為でした。
幼い頃と今とでは認識が違います。総力を挙げて、何と戦っていたのか分かりませんでした。國の成り立ち、どの様な志を持って建國されたのか。凡そ2600年もの間に育まれてきた文明の素晴らしさ。抑々、私達の多くが、知らされずに子供の時分を過ごします。
与えられた時間、人間関係と環境。全て必然的な偶然です。何かしら意味が込められているに違いありません。見えない意図を見つけ、具象化することに生き甲斐を見出したいものですネ。
さて、今週の『ブレイクマンデー(^^♪』は、アンドレギャニオン氏の「めぐり逢い」です。
アンドレギャニオン氏
めぐり逢い
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https://youtu.be/0HMx9PYA-G8
☆★☆━━━━━━━第142回<<
「歴史書古事記全訳」武光誠(たけみつまこと)氏著
「上巻 大国主神の国作り」を読みました。
『週に一度、行きつけの喫茶店で
古事記の読書と内容をまとめています。』
※ 毎週月曜日早朝更新予定です ※
《お知らせ》
8月19日(月)は休刊致します。
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『稲羽の素兎』
㉔兎さん、何故泣いるの?《その4》
《あらすじ》
いよいよ大国主命(大穴牟遲の神)と菟とのやり取り、「対話」のシーンが始まります。大国主命のお兄様方(八十神)のアドバイスに大変な目にあわされた菟(うさぎ)さんでした。八十神の去った後、大国主命が登場します。前回の「ワニサメ論争」の続きです。
『最後(いやはて)に來(き)ませる大穴牟遲の神(おほなむぢのかみ)、其(そ)の菟(うさぎ)を見て、「何故(なぞも)、汝泣(いましな)き伏(ふ)せる。」と問ひ給うに、』
『菟答言(うさぎまを)さく「僕(あれ)、 游岐の島(おきのしま)に在(あ)りて、此の地(このくに)に渡(わた)らまく欲(ほ)りつれども、渡(わた)らん因(よし)なかりし故(ゆゑ)に、』
『海の鰐(和邇,わに)を欺(あざむ)きて、言(い)ひけらく、吾(あ)と汝(いまし)と、族(ともがら)の多き少きを競(くら)べてむ...』
(現代語訳はこちらから▶ https://shiwaku01.amebaownd.com/posts/6604008 )
また、農学博士・宮崎照雄氏が運営するウェブサイト「狗奴国私考」に面白い記事が記載されていました。八尋和邇の姿と化した、豊玉毘売の出産場面( http://urx2.nu/73vl )が紹介されています。
「見ちゃダメ!」と、否定されると反対の行動をしてしまうものです。山幸彦に鵜葺草葺不合命(うがやふきあえずのみこと)を産む場面を見られてしまう。出産シーンを見られる事は即ち、"女"を否定される瞬間の様です。
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「古事記」にまつわるお話。
~好奇心の物実~
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『雪混じりの砂』
㉒知的な訓釈《その13》
『御垣守 衛士の焚く火の 夜は燃え
昼は消えつつ ものをこそ思へ』
大中臣能宣氏
(小倉百人一首 第四十九番)
田辺聖子氏による訓釈:
宮中の御門(ごもん)を守る兵士たちが、警備のかがり火を、夜な夜なたく。あの火のように私の思いは夜になると燃えさかり、昼は火が消えるように心も消え入ってうつろとなる。
(※出典:「田辺聖子の小倉百人一首」, pp.112)
「ある問題を解決する為にその問題其の物で解決する」と、自然にその言葉が浮かんできました。訓釈本を著した田辺聖子氏はとても賢い女性だと感嘆しました。改めて、膨大な作品リストを眺めている自分に気が付きました。
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