結婚観とプライバシー,
訳者の言葉 その6-1
訳者である渡部昇一氏が欧米人と日本人の結婚観について触れていました。プライバシーを考える際に、夫婦関係に軸足を置いて考える視点に面白さを覚えました。抑々、「プライバシー」って何だろうって、ウィキペディアを読みながら言葉の持つ意味を再確認してみました。
♢「巻頭」で、"自分の時代(ウェイン・W・ダイアー氏著, 渡部昇一氏訳)"の書評を掲載中です。♢
☆★☆━━━━━━━第144回<<
『ブレイク・マンデー(^^♪』
※ 週の始まりを明るく向かえましょう。※
今週も清々しい気持ちと共に、
「目覚めの一曲」を
ご紹介いたします。
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今週の『ブレイクマンデー(^^♪』は1979年から1984年に放映されたドラマからです。そのドラマの「西部警察メインテーマ」をBGMに面白い映像を見つけました(*^^)v
西部警察メインテーマ
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https://youtu.be/OQm849wkzmw
☆★☆━━━━━━━第134回<<
「歴史書古事記全訳」武光誠(たけみつまこと)氏著
「上巻 大国主神の国作り」を読みました。
『週に一度、行きつけの喫茶店で
古事記の読書と内容をまとめています。』
※ 毎週月曜日早朝更新予定です ※
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『稲羽の素兎』
⑯傷口に塩を塗る《その2》
《あらすじ》
菟(うさぎ)さんが大国主命のお兄様方(八十神)にアドバイスを受けました。ところが、菟(うさぎ)さんが大国主命のお兄様方(八十神)にアドバイス通りにしたら、大変な事が起きてしまします。
『故(かれ)、其(そ)の兎(うさぎ)、八十神(やそがみ)の教(をし)ふる従(まゝ)にして伏(ふ)しき。』
『爾(こゝ)に、其の潮(しほ)の乾くまにまに、其の身の皮(かは)、悉(ことごと)くに、風に吹き拆(さか)えし故(から)に、痛みて泣き伏せれば... 』
(現代語訳はこちらから▶ https://shiwaku01.amebaownd.com/posts/6314616 )
とても可愛そうな菟です。その菟にとっては「傷口に塩を塗らされてしまった」ようですネ。しかも、未必の故意(みひつのこい)を連想させる行為です。 でも、武光誠氏は民間療法の一種で八十神には悪意が無いと解釈しています(歴史書古事記全訳, pp.81)。驚きです(+o+)
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「古事記」にまつわるお話。
~好奇心の物実~
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『雪混じりの砂』
⑭知的な訓釈《その5》
『御垣守 衛士の焚く火の 夜は燃え
昼は消えつつ ものをこそ思へ』
大中臣能宣氏
(小倉百人一首 第四十九番)
田辺聖子氏による訓釈:
宮中の御門(ごもん)を守る兵士たちが、警備のかがり火を、夜な夜なたく。あの火のように私の思いは夜になると燃えさかり、昼は火が消えるように心も消え入ってうつろとなる。
(※出典:「田辺聖子の小倉百人一首」, pp.112)
さて、田辺聖子氏の訓釈本の話題に戻りましょう。それは小倉百人一首を紐解いた本。「ある問題を解決する為にその問題其の物で解決する」と、読みながらその言葉が浮かんできました。また、その言葉を思い出して深く感嘆致しました。
第49番の大中臣能宣(おおなかとみのよしのぶ)氏の作品は御垣守を題材にしています。実は、田辺聖子氏は第49番が何を表現しているのかを直接論じていない印象を受けました。同時に、百人一首に登場する衛士(えじ)の逸話にも面白さを覚えました。
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