訳者の言葉 その5-1
カール・ヒルティ
そのエピクテトスの言葉のエッセンスをまとめた「提要(エンケイリディオン)」を翻訳したのがスイスで活躍した法学者であり文筆家もあるカール・ヒルティでした。そのコンテンツをカール・ヒルティが著わした「幸福論」シリーズの第一巻に解説付きで納められています(渡部昇一氏)。
♢「巻頭」で、"自分の時代(ウェイン・W・ダイアー氏著, 渡部昇一氏訳)"の書評を掲載中です。♢
☆★☆━━━━━━━第140回<<
『ブレイク・マンデー(^^♪』
※ 週の始まりを明るく向かえましょう。※
今週も清々しい気持ちと共に、
「目覚めの一曲」を
ご紹介いたします。
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『ベーシックインカムは國を滅ぼす?』その22《最終話》
その心配とは"足かせ"とも表現できるでしょうか? 私達日本に於いて、察する力を伴った人達が新しい世の中の方向性を築いて行く際に、その"足かせ"を外す為にベーシックインカムの仕組みを用いるのではないか? その様に、ぼんやりと思い描いています。
もし、世の中の方向性と呼ばれる「旗」が存在するならば、その「旗」を見てみたい。少なくとも、その「旗」を支えるだけの"筋力"をつけてみたいものですネ。
さて、今週の『ブレイクマンデー(^^♪』は Ed Sheeran です。久しぶりの登場ですネ(*^^)v 歌詞の和訳も見てみました。「70歳になっても愛し続けるよ」って、ホントかな? 「時に人は不思議な形で恋に落ちる」って、そう思うなぁ。
Ed Sheeran
Thinking Out Loud
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https://youtu.be/dU-JDYqkZgw
歌詞, 和訳
http://www.yogakuhack.com/entry/thinkingoutloud_edsheeran
☆★☆━━━━━━━第130回<<
「歴史書古事記全訳」武光誠(たけみつまこと)氏著
「上巻 大国主神の国作り」を読みました。
『週に一度、行きつけの喫茶店で
古事記の読書と内容をまとめています。』
※ 毎週月曜日早朝更新予定です ※
《お知らせ》
5月6日(月)は休刊致します。
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『稲羽の素兎』
⑫裸の菟《その7》
《あらすじ》
菟(うさぎ)さんが大国主命のお兄様方(八十神)にアドバイスを受ける件(くだり)の続きです。
復習はこちらから;
https://shiwaku01.amebaownd.com/posts/6103621
『八十神(やそがみ)、其の菟(うさぎ)に言(い)ひけらく、「汝將爲(いましせ)まくは、此の潮(うしほ)を浴(あ)み、風の吹くに當(あた)りて、高山の尾上(をのうへ)に伏(ふ)してよ。」といふ。』
古語辞典(明治書院, 佐藤定義氏編)によると、「汝」は"いまし"と読んで、"あなた"や"おまえ"を意味するそうです。本居宣長氏が著わした古事記傳(古事記伝(三) [岩波文庫], pp.66)には、「せむは」と訓(よ)んでありました。つまり、「汝將爲」を"いましせむは"と仮名を振ってあるのです。面白いと感じたのが、古事記全釈(pp.92)には"「せまくは」と訓む方が良いと信ずる"と記載されていた事でした。
古来、私達日本人の意志伝達手段では、本来伝えたい事柄をダイレクトに伝えない傾向にあるようです。"C"が本来伝えたい事柄だとすると、"A"と"B"を述べて"C"を伝えたい相手に連想させる。Goo辞書に「抽象」を物事または表像からある要素・側面・性質を抜き出して把握する事と記載されていました。
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「古事記」にまつわるお話。
~好奇心の物実~
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『雪混じりの砂』
⑩知的な訓釈《その1》
『御垣守 衛士の焚く火の 夜は燃え
昼は消えつつ ものをこそ思へ』
大中臣能宣氏
(小倉百人一首 第四十九番)
一つのテーマに基づいて、調べて行く過程では様々な出会いがあるようです。勿論、人だけでなく書籍等のコンテンツも含まれます。作家として有名な田辺聖子氏が手掛けた訓釈本に出会いました。
「訓釈(くんしゃく)」と言う語彙は「①ある字句の意義を解き明かすこと ②字の語義や発音を注したもの」と、goo 国語辞書に記載されていました。つまり、「難解な文章を紐解いてゆくこと」でしょうか?
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