訳者の言葉 その4-4
優秀な弟子の存在
エピクテトス自身は著作を残さなかったが、優秀な弟子により彼の思想がコンテンツとして残されています。エピクテトスの弟子であるアッリアノスが彼の口伝を書き留めた物を「語録」として、現代社会にその思想を伝えています。「語録」から要点をまとめた書物を「提要(エンケイリディオン)」と称されるそうです。
また、政治家や歴史家として活躍したアッリアノスはアレクサンドロス3世(大王)の伝記等を著した事で有名です(wiki.)。大王の東征研究に於いて、一級の資料として位置付けられています。
♢「巻頭」で、"自分の時代(ウェイン・W・ダイアー氏著, 渡部昇一氏訳)"の書評を掲載中です。♢
☆★☆━━━━━━━第139回<<
『ブレイク・マンデー(^^♪』
※ 週の始まりを明るく向かえましょう。※
今週も清々しい気持ちと共に、
「目覚めの一曲」を
ご紹介いたします。
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『ベーシックインカムは國を滅ぼす?』その21
大雑把に分類する事ができるならば、世の中の軸足をこの様に表現できるのかも知れません; ①エネルギーへの課題、②食料、③言語・通信、④貨幣等対価発生させる事が可能な機能
詳細は、その道の専門家の方々が生涯に渡って研究されていらっしゃるので、敢えて拙い私が自らの意見等を文字に起こす機会を持つ必要性を感じておりません。只、その様な私ですら心配している事は多々存在します。
さて、今週の『ブレイクマンデー(^^♪』は三宅由佳莉さんの「ふるさと」です。「志」を持った人たちが集う環境が田園にできれば素敵だろうなぁ...
「その地域に集う人たちの衣食住がワンストップで成り立つメカニズム」。最近、「農業」を軸に活躍されている方々にお会いする機会を持っています。その対話の中で、とっても印象に残った言葉です。
かつての「農業」とは、そのメカニズムを表す言葉であったそうなのです。自分なりに、その方の言葉をパラフレーズしてみました。
三宅由佳莉氏
ふるさと
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https://youtu.be/DmGqfEGApxU
☆★☆━━━━━━━第129回<<
「歴史書古事記全訳」武光誠(たけみつまこと)氏著
「上巻 大国主神の国作り」を読みました。
『週に一度、行きつけの喫茶店で
古事記の読書と内容をまとめています。』
※ 毎週月曜日早朝更新予定です ※
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『稲羽の素兎』
⑪裸の菟《その6》
《あらすじ》
数回に渡って、大穴牟遅の神(兄弟)と菟(うさぎ)が出会った場所「気多の前(けたのさき)」について、焦点を当ててみました。今回からは、菟(うさぎ)さんが大国主命のお兄様方(八十神)にアドバイスを受ける件(くだり)です。
復習はこちらから;
https://shiwaku01.amebaownd.com/posts/6061072
『八十神(やそがみ)、其の菟(うさぎ)に言(い)ひけらく、「汝將爲(いましせ)まくは、此の潮(うしほ)を浴(あ)み、風の吹くに當(あた)りて、高山の尾上(をのうへ)に伏(ふ)してよ。」といふ。』
御兄弟の八十神達がその兎に云はれるには、「お前のその傷をなほすには、海の潮につかつて、風の吹くに當つて、高い山のうえに寝てゐるとよい。」と云はれた(古事記全釈, 植松安氏&大塚竜夫氏共著, pp.92)。
「汝將爲」の訳文と其々の文字の解釈を求め、超頭を悩ませました(-_-メ)。頭をグルんグルんさせながら、ネットサーフィンをしてみました(+o+) "「者」は係助詞「は」である。" ようやく、その一文を見つけたので明るい兆しを覚えました。
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「古事記」にまつわるお話。
~好奇心の物実~
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『雪混じりの砂』
⑨皇居勤労奉仕団の起源《その4》
筧素彦氏が著わした「今上陛下と母宮貞明皇后」に鈴木徳一氏の「みくに奉仕団由来記」が紹介されているそうです( http://d.hatena.ne.jp/yama-yu/19451208/1192942437 )。生憎ですが、私の住む近くの図書館に蔵書が見当たりませんでした。
因みに、筧素彦氏は「新釈古事記伝」(ブレイクマンデー(^^♪【~#43】 http://ur0.biz/oWiM )を著わした阿部國治氏の師匠に当たる憲法学者・筧克彦(かけいかつひこ)氏の長男です。宮内省総務課長(後に皇太后宮事務主管)を務め、終戦時には極秘裏に玉音盤を放送局へ持ち込みました。
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