訳者の言葉 その4-3
ストア派の重鎮であるギリシャ人哲学者のエピクテトス
エピクテトス(西暦50年頃-135年頃)の人生を振り返って見たい。エピクテトスは階層間移動を果たした人物であり、想像を絶する人生を送った事でしょう。ストア派の哲学者であるムソニウス・ルーフスとの出会い。即ち、師匠に恵まれた事が彼の人生を開花させたと推定されます。
♢「巻頭」で、"自分の時代(ウェイン・W・ダイアー氏著, 渡部昇一氏訳)"の書評を掲載中です。♢
☆★☆━━━━━━━第138回<<
『ブレイク・マンデー(^^♪』
※ 週の始まりを明るく向かえましょう。※
今週も清々しい気持ちと共に、
「目覚めの一曲」を
ご紹介いたします。
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『ベーシックインカムは國を滅ぼす?』その20
欧州では独自の宗教観を持ちます。即ち、労働は罰である訳です。元々、日本では労働は世の中をより良いものへ発展させる行為と同期するもののはずです。事実、伊邪那岐命と伊邪那美命が神託を受けた際のコンセプトがこの趣旨に値すると推定されるのです。
それでは日本ではどの様な事が起きるのでしょうか? 察する力を伴った人達が新しい世の中の方向性を築いて行くのではないか... それが拙い私が限りある視野から想像している未来図です。
さて、今週の『ブレイクマンデー(^^♪』は鶫真衣(つぐみまい)さんの「スタンドアローン」です。目の前で、声楽家の歌声を体験した事ありませんか? 体中に響き渡るあの感覚。「言霊」って、実在するようですネ。
鶫真衣氏
スタンドアローン
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https://youtu.be/xjUChElmNf4
坂の上の雲 主題歌「Stand Alone」, コラム
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http://www.theme-music.net/drama/nhk/taiga/sakanoue.html
☆★☆━━━━━━━第128回<<
「歴史書古事記全訳」武光誠(たけみつまこと)氏著
「上巻 大国主神の国作り」を読みました。
『週に一度、行きつけの喫茶店で
古事記の読書と内容をまとめています。』
※ 毎週月曜日早朝更新予定です ※
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『稲羽の素兎』
⑩裸の菟《その5》
《あらすじ》
大穴牟遅の神(兄弟)と菟(うさぎ)の出会いの場面の続きです。これまでは、地図を開いてアレコレとまとめてみました。兎に角、古代の恋愛は大変そうです(^^;
復習はこちらから;
https://shiwaku01.amebaownd.com/posts/6022068
『ここに、氣多(けた)の前(さき)に到りける時に、赤裸(あかはだか)なる菟(うさぎ)伏せり。』
さて、古事記原文の現代語訳ではどの様な表現になるのでしょうか? 「この時に、氣多の崎に行かれた時に、皮を剥ぎ取られた兎が寝てゐた。」と、古事記全釈(pp.92)に記載されています。「皮を剥ぎ取られた」状態を「赤裸(あかはだか)なる」と、表現したそうです。とても面白い表現ですネ(*^_^*)
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「古事記」にまつわるお話。
~好奇心の物実~
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『雪混じりの砂』
⑧皇居勤労奉仕団の起源《その3》
特に、今回はある意図を持ってこの悲劇的な事実に触れました。それは、この様な過酷な状況下であっても、焼け落ちた皇居の復興を申し出た一般國民の存在。その事にスポットライトを当ててみたかったのです。
終戦直後の昭和20年(1945年)11月、皇居坂下門に突如二人の青年が現れたのだそうです。鈴木徳一氏と、長谷川峻(はせがわたかし, 後の衆議院議員)氏でした。
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