『不毛な我慢』
意に反した行為を強要されたら、我慢をしない。予め、其の様な状況が起きそうな場所や場面を避ける事を著者が助言する。この考え方に賛成だ。何故なら、各々の人生で本来取り組むべき大切な課題があるからだ。不快な感情を鎮める為に浪費される時間と労力が、其の本分を阻むからだ。
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「巻頭」で、"自分の時代(ウェイン・W・ダイアー氏著, 渡部昇一氏訳)"の書評を掲載中です。
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Ⅴいまを生きる決断
精神的※人をるすな
不毛な我慢
☆★☆━━━━━━━第275回<<
『ブレイク・マンデー(^^♪』
※ 週の始まりを明るく向かえましょう。※
今週も清々しい気持ちと共に、
「目覚めの一曲」を
ご紹介いたします。
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https://youtu.be/jIByMYvjM9Y?si=dgcfbi6xAisGPwfP
『道楽』
「道楽」を辞書を紐解くと、どうやら仏教に纏わる言葉らしい。ズバリ、修行が齎す悟りの楽しみを表現するそうだ。只、「道楽」と云えば趣味の事を指し示すのが一般的な物の見方であろう。
自己満足な世界観を満たすのが「道楽」だと個人的に捉える。家族を含めた第三者に迷惑をかけない範囲でなら何をしても構わない筈だ。勿論、合法的且つモラル遵守である事が前提だ。自己満足を満たしながらも、他者視点も意識する。其の様な相克があるのも面白い。
健康的な感情を表現すると良いと、心理に明るい人達は云う。不快を覚える出来事は鮮明な記憶として留まり、現実を伴わない其の不快感は何度も呼び起こされがちだ。つまり、其の潜在意識のカラクリを人為的に打ち消す必要がある。
また、日本人には古来から「森羅万象全てに魂が宿る」と云う概念を大切にしてきた。方や、世の中には目に見えない、そして乗り越えがたい区別や垣根が存在する。属性、また経済力や財産の大きさ等の区別や垣根は、お互いに反目しやすい一面も持つ。
自分自身を楽しませる大切さには奥深さが存在するのかも知れない。不安は不安な他人を呼び、喜びは同じ心境の者を引き寄せる。また、同じ類の苦楚を体験した間柄だと分かると、より親密度が増す事だろう。区別や垣根を超越して、物事を前向きに進展させる可能性を感じざるを得ない。
さて、今回の『ブレイクマンデー(^^♪』は "Handel's Xerxes" です。
Handel's Xerxes
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https://youtu.be/jIByMYvjM9Y?si=dgcfbi6xAisGPwfP
☆★☆━━━━━━━第265回<<
「歴史書古事記全訳」武光誠(たけみつまこと)氏著
「上巻 大国主神の国譲り」を読みました。
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"Breaking Down The Chaos"
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※ 隔週月曜日早朝更新予定です ※
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國譲り《その33》
櫛八玉の神が膳部の事を掌るのだが、其の行為の主体と対象を誰に捉えるかで諸説存在するそうだ(國學院大學):
①天津神による天の御舎(みあらか)の造営。大國主の神に御饗(みあへ)を献る様に、天照大御神と高木神が櫛八玉の神に命じたとする説。
②大國主の神による天の御舍の造営。膳夫の櫛八玉の神が大國主の神に御饗を献じたとする説。
③大國主の神による天の御舍の造営。膳夫の櫛八玉の神が天津神に御饗を献じたとする説。
(前回のお話はこちらから ▶ https://shiwaku01.amebaownd.com/posts/49819753 )
『櫛八玉の神鵜に化(な)りて、海(わた)の底(そこ)に入(い)りて、底の埴(はに)を喰(く)ひ出(い)で、天(あめ)の八十毘良迦(やそびらか)を作りて、』
櫛八玉の神が鵜となつて、海の底に入つて海底の土を取つて來て、澤山(たくさん)の淺い土器を作り、
『海布(め)柄(から)を鎌(か)りて燧臼(ひきりうす)に作り、海蓴(こも)の柄を燧杵(ひきりうす)に作りて、火を鑚(き)り出(い)でて申(まを)しけらく、』
海藻の幹を刈り取つて燧臼とし、又一種の海藻の幹を燧杵として、火を鑚り出して、そして祝詞を申すには、
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★ ブレイク・マンデー(^^♪ ★
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