「敗北を勝利に転じなさい」その3
「敗北や挫折を勝利に転ずる5つの手引き」なるリストを深堀してみたい。「弱点を矯正」することにはあまり賛成しない(リスト#2)。性悪説を感じさせるからだ。個人的な好みを言うと、良い面に特化した策が精神的にも良いと思う。また、一見マイナスであっても、状況によってはプラスを産む事もあるからだ。勿論、その逆もある。
ごくたまに、不運を嘆くタイプの人物がいる(リスト#3)。手に負えないのが、自ら変わる意志を持っていない場合だ。あくまでも個人的な考えだけど、常に良い面を見てあげるのが一番良いのだと思う(リスト#5)。寧ろ、変えようとしてはいけないのかも知れない。
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☆★☆━━━━━━━第113回<<
『ブレイク・マンデー(^^♪』
※ 週の始まりを明るく向かえましょう。※
今週も清々しい気持ちと共に、
「目覚めの一曲」を
ご紹介いたします。
最近のテーマは
『無意識の顕在化』。
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「戻った瞬間を味わってはダメ!」
仕事の日の二度寝は危険だ。
とっても...
打首獄門同好会
フローネル
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https://youtu.be/yXtNZMPGTTg
☆★☆━━━━━━━第103回<<
「歴史書古事記全訳」武光誠(たけみつまこと)氏著
「上巻 天照大御神と須佐之男命」を読みました。
『週に一度、行きつけの喫茶店で
古事記の読書と内容をまとめています。』
※ 毎週月曜日早朝更新予定です ※
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『須佐之男命の結婚と須佐之男命の子孫』
③執着しそうな色香を日本最古の和歌に観る
先日、久しぶりに遠出しました。諸々の用事を済ませる途中、食事をすべくフードコートヘ。「いらっしゃいませ」と、とあるお店のスタッフが素敵な笑顔で挨拶! 最近はコレが流行っているのかなぁ... 「腕組み挨拶」を体験。 ボンレスハムみたいな"二の腕"がとても印象的で、威圧感よりも"ちょっとした凄み"すら覚えました(*_*) 迷うことなく、爽やかな笑顔でスルー致しました(^^)/~ 初めての体験で、笑いながら怒る竹中直人氏(▶ https://youtu.be/l18R6GHeiPs)を思い出し、ちょっぴりコミカルでした(゚∀゚)
★ 八俣遠呂智を退治した須佐之男命。「宮居」をお作りになるに当たって、御歌をお詠み遊ばします。★
『夜久毛多都。伊豆毛夜幣賀岐。都麻碁微爾。夜幣賀岐都久流。曾能夜幣賀岐袁。(原文)』
『八雲起つ(やくもたつ) 出雲八重垣(いづもやへがき) 夫妻籠みに(つまごみに) 八重垣造る(やへがきつくる) 其の八重垣を(そのやへがきを)』
この大神(須佐之男命)がはじめ須賀の宮をお作りになった時に、その地から雲が立ちのぼりました。それで御歌をお詠みになった。その御歌の意味は:
今ここに須賀の宮を建てて、妻とこもらうとする折しも、八重雲が起こり立って来た。その様は、恰(あたかも)も閨(ねや)の囲みの八重垣の様な様をしている。まことにめでたき兆しである事よ。
閨(ねや)とは夫婦の寝室の事(weblio辞書)で、「八重垣」を閨を区切る絹垣(きぬがき)・綾垣(あやがき・古代の絁(あしぎぬ・粗末な絹布)で作った幕)のことであると国学者・橘守部(たちばなもりべ)氏は稜威言別(いつのことわき)で説明しています。本居宣長氏と対立関係にあった橘守部氏は記紀の歌謡の注釈書として「稜威言別」を著わしたのだそうです(wiki.)。
上代の御殿の構造上、寝室は「絹垣・綾垣」と呼ばれる絹等で仕切られていてた。その事を、ウェブサイト「古事記・現代語訳と注釈」からも知るに至りました。その仕切りを幾重にも重なった雲(八重雲)を「布雲」や「旗雲」として解釈し、雲の形状をしている栲(たへ・布の総称)に準えた。今回、紐解きをしていて"執着しそうな色香"を覚えました。物事は隠せば隠す程、焦らせば焦らす程、妄想を巡らすものだからです。
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「古事記」にまつわるお話。
~好奇心の物実~
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『天父地母』
⑦オナリとしての櫛名田比賈
中山太郎氏は櫛名田比賈を"奇稲田媛"の文字を用い表現しています。"くし"については「櫛にして挿す = 串に挿す」と、置き換え考えています。「串に挿された奇稲田媛は穀神に犠牲として供えた」と、オナリ民俗のオリジナルを推定しています。
また、古事記に記載されるまでに「串に挿す➡櫛にして挿す」に変化した根拠として、二つの説を挙げて推定しています。代々語部が語り伝えていた逸話であったが、文字を用いて記録する頃はオナリ民俗が泯(ほろ)びていた。当時の信仰上、神を串に挿す表現が禁忌とされた。
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