「人に好かれなさい」その2
更に、ポジティブ・チャンネル(P)と、ネガティブ・チャンネル(N)の例えが面白い。人に対して、ポジティブな部分を見るようにするのだそうだ。即ち、「人を批判する言葉を発しないこと」。自分独りなら、コントロールし易い。複数での会話では主導権が自分にない事が多い。話題がゴシップであれば、自分もその影響を受けてしまう。そんな時は退出するか、会話のチャンネルを変える主導権を握れば良いのだそうだ。
♢「巻頭」で、"大きく考えることの魔術(ダビット・J・シュワルツ著)"の書評を掲載中です。♢
☆★☆━━━━━━━第109回<<
『ブレイク・マンデー(^^♪』
※ 週の始まりを明るく向かえましょう。※
今週も清々しい気持ちと共に、
「目覚めの一曲」を
ご紹介いたします。
━━━━━━━━━━━━☆★☆
「國家独唱」
※ 慎んで、お見舞いを申し上げます。※
近日、日本国内にて度重なる災害に見舞われました。
一日も早い復興を心よりお祈り申し上げます。
君が代
鈴木玲奈氏
▼
https://youtu.be/HlwfikqIlVM
☆★☆━━━━━━━第99回<<
「歴史書古事記全訳」武光誠(たけみつまこと)氏著
「上巻 天照大御神と須佐之男命」を読みました。
『週に一度、行きつけの喫茶店で
古事記の読書と内容をまとめています。』
※ 毎週月曜日早朝更新予定です ※
━━━━━━━━━━━━☆★☆
『八俣遠呂智退治』
⑨昏睡する八俣遠呂智
人にはスイッチがあるそうです。勿論、目に見えません。「能力」や「才能」とタイトルが付いています。自分自身の欲求を満たす為にスイッチを入れても、あまり力を発揮できない仕組みになっているそうです。大勢の人達の幸福とか、世の中の進歩とか... そんなことにリンクする活動をする機会を想像してみて下さい。
「運」とは、その活動の和に出会う事だと思います。勿論、目で見る物ではなく、実体験を伴う事なのでしょう。その和の中でスイッチが入ると、隠れた才能も開花するそうです。家族は一番小さな単位。其処に「永遠の青春」があるから強いのです。
★ 前回のあらすじは ... 出雲の國で老夫婦親子に遭遇した須佐之男命。老人・足名椎の悩み事を聞き、娘との婚姻を致しました。足名椎に「垣を作り廻してその垣に八つの假庪(さずき)を用意し、その假庪毎に酒船を置いて、その酒船毎に八鹽折酒(やしほをりのさけ)を満たして、待っていなさい。」と、策を授けます。★
老人達は須佐之男命の申し付け通りにして、準備を整えて待っていました。老人の言葉通りに、その八俣遠呂智がやって来ます。各酒船に銘々の頭を入れ、八鹽折酒(やしほをりのさけ)を飲みます。死んでしまったかの様に寝込んでしまいました。
☆★☆━━━━━━━━━━━━
「古事記」にまつわるお話。
~好奇心の物実~
━━━━━━━━━━━━☆★☆
『天父地母』
③昼間持
田植えで働く早乙女を「昼間持(ヒルマモチ)」と呼ぶそうです。また、田で働く人に昼飯のお世話する女性をその様に呼ぶこともあるようです。時に、昼間持が田の神に犠牲に備えられたのです。中山太郎氏によると、昼間持の縁起を下野国足利郡三重村大字五十部「水使神社」に見られるのだそうです(pp.304)。祭神は土地富豪の奉公人として働いていた「水使女」で、乳呑児と共に働いていました。水使女は田植え時期に昼飯を運ぶ役目を担います(①)。或る日、淵で乳呑児が溺れる事故(②)が起き、助けようとした水使女自身にも死(③)が訪れます。実は彼女は泳げなかったのです。
更に、昼間持とオナリの特性が被ります。「オナリ」とは、穀神の代理の事(日本巫女史, pp.300)で、犠牲に備えられる存在なのです。日本各地で「オナリ」をどのような表現をしているのかを記載してみました。伊賀国名賀郡地方で「水仕女(オナリ)」。琉球で「姉妹(オナリ)」。内地で神名・地名に「母成(ボナリ)」や「宇成・於成(ウナリ)」があるそうです。因みに、ボナリやウナリはオナリの伝言化した表現です。
0コメント