「人に好かれなさい」その1
耳が痛い言葉です(^^; 貴方の手を取って、一つ一つ階段を昇るお手伝いをする人など存在しません。大概、経歴や成果の有無と言った記録から昇進が決まるものだと論じています。それでも「人に好かれる要素」が大切なのだとか... ジョンソン大統領の「人に好かれる10か条」が紹介されていて、人格者を意識した。その一方で、少し不安を感じてしまった。
♢「巻頭」で、"大きく考えることの魔術(ダビット・J・シュワルツ著)"を掲載中です。♢
☆★☆━━━━━━━第108回<<
『ブレイク・マンデー(^^♪』
※ 週の始まりを明るく向かえましょう。※
今週も清々しい気持ちと共に、
「目覚めの一曲」を
ご紹介いたします。
最近のテーマは
『掻き立てられる好奇心』。
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「クラッシック」
J.S. Bach
Brandenburg Concertos 1 - 6,
Claudio Abbado
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https://youtu.be/hbQORqkStpk
☆★☆━━━━━━━第98回<<
「歴史書古事記全訳」武光誠(たけみつまこと)氏著
「上巻 天照大御神と須佐之男命」を読みました。
『週に一度、行きつけの喫茶店で
古事記の読書と内容をまとめています。』
※ 毎週月曜日早朝更新予定です ※
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『八俣遠呂智退治』
⑧戦略会議
前回は「家族の在り方を論じた教科書のお話」をご紹介致しました。昨今、少子化の課題が論じられています。半世紀以上前、"General Headquarters"が日本人の口減らしの仕掛けを施したそうです。良し悪しの議論はさておき、その事が遠因なのだそうです。時間の経過と共にシュリンクする仕掛けを組み込まれてしまった様です。
方や、海外に目を向けてみました。自国よりも数倍稼ぐ事が期待できるので、出身国から他国に出稼ぎする方々が大勢います。時に、出向いた国で知り合った同志でカップルになることもあるでしょう。但し、彼らには子供を産み育てる営みは許されていないのです。超シビアですね(^^;
★ 前回のあらすじは ... 出雲の國で老夫婦親子に遭遇した須佐之男命。老人・足名椎の悩み事を聞き、娘との婚姻を申し出ました。結婚の承諾を快く受けた須佐之男命はその童女(おとめ)・櫛名田比賈(くしなだひめ)を「湯津爪櫛(ゆつつまぐし)」に形を変えて、ご自分の「御角髪(みずら)」にお差しになりました。★
須佐之男命は知恵者だったのでしょうか? 高天原から追放された一件を「神逐(かんやらい)」と表現しますが、かなりヤンチャな描かれ方をされていました。この場面で登場する須佐之男命は全くの別人格を想像させます。
足名椎と手名椎の神に「八鹽折酒(やしほをりのさけ)」を作るよう仰せられます。八鹽折酒とは、幾度も折り返して醸造した酒の事。古事記全釈(植松安氏&大塚竜夫氏共著, pp.84)によると、念を入れて造った美味しい酒の事なのだそうです。また、「垣を作り廻してその垣に八つの假庪(さずき)を用意し、その假庪毎に酒船を置いて、その酒船毎に八鹽折酒を満たして、待っていなさい。」と、申されました。假庪とは桟敷(さじき)の古形で仮に作った床で、酒船とは酒を入れておく大きな木製の器(桶)の事です。
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「古事記」にまつわるお話。
~好奇心の物実~
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『天父地母』
②自然現象は神からの啓示であった
水・広瀬神
風・龍田神
雨・丹生神
古代日本社会では農業は一集落に於いて共同耕作がなされていたのだそうです。中山太郎氏はこれを「定期分配耕作共同体」と呼び、輪番で田主を定めたとしています(日本巫女史, pp.298)。当時、自然現象に神々が宿ると考えられていました。自然災害が起きる事は即ち、神々が荒ぶる事を意味しました。和め鎮める為にいかに祈念焦慮(きねんしょうりょ)するかが重要な関心事であったようです。田主と集落に住む民の「徳不徳の行為」が作物の出来具合に影響を与えると信じられていたのです。田主が定期的に変わる仕組みが存在したことに、大変興味を持ちました。度々変わったと言う事は、田主の負う責任が相当負担を強いられる性格を帯びていたのでしょうか?
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