『静かなる自己実現』
犠牲を強いる加害者から逃れる方略として、著者は功績をカミングアウトするタイミングを先延ばしにする事を勧める。達成感を表現する行為は、加害者を喜ばせるキッカケになり得るからだ。
加害者は常に自尊心を削ぐ事で、物事への対処能力を奪おうと試みる。些細な事柄ですら加害者に判断を委ねる様に促す。果たして、それは貴方の人生だろうか?
また、第三者に協力を求める際にも注意が必要だ。諺に"漁夫の利"があるが、加害者との争いは第三者である"漁夫"を自ら進んで利する結果を招く。
物事への対処能力は、仮説と検証の過程を経て身に付くものだ。謂わば、失敗の連続だ。重篤性を伴わない小さな失敗から学ぶ事で、物事に対する対処能力を高めながら自信を付ける。
達成感とは貴方と真に心を許した相手に許された感情だ。貴方に犠牲を強いる人物と共有するべきではない。第三者に助言や協力を求めるのであれば、初めから身の丈を考えた対価を意識すべきだ。
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「巻頭」で、"自分の時代(ウェイン・W・ダイアー氏著, 渡部昇一氏訳)"の書評を掲載中です。
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Ⅴいまを生きる決断
精神的※人をるすな
静かなる自己実現
☆★☆━━━━━━━第263回<<
『ブレイク・マンデー(^^♪』
※ 週の始まりを明るく向かえましょう。※
今週も清々しい気持ちと共に、
「目覚めの一曲」を
ご紹介いたします。
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https://youtu.be/JnMkfRnuiO8
『分別』
日々暮らしているのであれば、自らの力の及ばない出来事も起きる。只、自分の影響力が及ばないない出来事に不快な感情を抱く必要はない。
自らの力が及ぶか否かを分別するだけだ。自分の力が及ぶ事柄に集中する。不快感から解放されて自由になる。
小さな存在は大きな存在を否定する事はできない。相手が侮辱を試みるのであれば、小さな存在として分別するだけだ。"侮辱"は小さな存在である証だからだ。
歩いていたら、石につまずいただけだ。其処に立ち止まる事なく先に進むべきだ。さて、今回の『ブレイクマンデー(^^♪』は Jurrivh の first love です。
Jurrivh
first love
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https://youtu.be/JnMkfRnuiO8
☆★☆━━━━━━━第253回<<
「歴史書古事記全訳」武光誠(たけみつまこと)氏著
「上巻 大国主神の国譲り」を読みました。
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"Breaking Down The Chaos"
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※ 隔週月曜日早朝更新予定です ※
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國譲り《その21》
伊邪那岐の命と伊邪那美の命の間に生まれた、天の鳥船の神(あめのとりふねのかみ)が登場する。
(前回のお話はこちらから ▶ https://shiwaku01.amebaownd.com/posts/44821856 )
『かれこゝに天の迦久の神(あめのかくのかみ)を使(つか)はして、天の尾羽張の神(あめのをはばりのかみ)に問(と)ふ時に、「かしこし、仕(つか)へ奉(まつ)らん。』
これによつて天の迦久の神をお遣しになつて天の尾羽張の神にお尋ね合せになると、尾羽張の神が答へて申し上げるには、「かしこまりました、仰せを承りませう。
『然れども、此の道には、僕(あ)が子建御雷の神(たけみかづちのかみ)を遣(つかは)すべし。」と申(まを)して、乃(すなは)ち貢進(たてまつ)りき。』
しかし葦原の國土平定に行きますのは、私の子の建御雷の神を遣しませう。」と申されて、その建御雷の神を天神の御許に差出された。
『かれ、天の鳥船の神(あめのとりふねのかみ)を建御雷の神に副(そ)へて遣(つかは)しき。』
そこで天の鳥船の神を副使として建御雷の神につけて御遣しになつた。
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「古事記」にまつわるお話。
~好奇心の物実~
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④総括
写本と呼ばれる存在には書き下し文がないようだ。この説が存在する根拠は此処にあるだろう。只、この説が「森羅万象」に心や魂が宿るとする世界観の根拠になり得るのだ。
また、文章の冒頭には一番伝えたい事柄を主題として記載される機会が多い。一般的に、構成上「主題」には其の概念や価値観が作品の最後まで一貫性を持つ。
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★ ブレイク・マンデー(^^♪ ★
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